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CHAPTER 10

伝える力|提案・稟議が通る文章

AIで下書きは一瞬で出る。それでも提案や稟議が通らない原因の大半は、文章の「上流」=誰に・何を言うかにある。ここはAIに渡す前に人が決める部分。4本で、通る文章の型を持ち帰ります。

この章のゴール:自分の提案・稟議・報告を「結論=要約+判断」で書き直し、根拠を1つ「絵」で置ける
この章の動画(4本・約23分)クリックで飛べます。投票に答えた動画には「使いどころ発見」の印が付きます 使いどころ発見 0/2
10-1

いい文章の定義:相手の「問い」に、「結論」で、「相手の言葉」で答える

読むだけ 約4分 やさしい 提案・稟議・報告を書く全員
使いどころ発見
ひとことで結論=要約+判断。「結論から言うと」で始まるのに判断がない文章は、結論ではない
  • 相手は問いを口に出さない決裁者の頭にある問い(で、いくら? いつ? 何が変わる?)に答えていない文章は、黙って読むのをやめられる
  • 結論=要約+判断(So What)「現状はこうです」は要約。「だから、こうしたい」まで書いて結論。判断のない報告は差し戻される
  • 上流は人、下流はAI誰に・何を言うか(上流)を決めるのは人。形にする(下流)のはAI。上流が濁れば、下流でどれだけ磨いても濁ったまま
  • 手で直すな、渡すものを直せ出力を手で直すのは使い捨て。毎回書き直している箇所は、渡す材料(前提・判断・数字)の不足。材料を直せば次から資産になる
  • ターゲットは常に「忙しくてせっかちな社長」判定は1つ。「それで?」の一言で話が終わるか
やること:直近で差し戻された文章を1つ開き、最初の3行に「判断」があるか見る。無ければ「だから、◯◯したい」を1行足す。
10-2

結論から:PREP法(結論→理由→例→結論)を、まず型として

YouTube 約6分 やさしい 報告・提案の順番に迷う人
使いどころ発見
クリックで再生
YouTube:チャンスを。チャンネル(伊庭正康)
動画を見たら、自分の直近の報告メールをPREPに並べ替えてから、AIに「この順で300字に」と頼む。
ひとことで型はPREP。ただし、最初のP(結論)には「判断」を入れる
  • P→R→E→P結論→理由→具体例→結論。5分で型が分かる
  • 10-1との違いPREPの「結論」を「要約+判断」に置き換える。「売上が落ちています(要約)」ではなく「売上が落ちているので、A社の追客を今週やめてB社に回します(判断)」
  • AIに書かせるときの依頼文「PREPで。結論には私の判断(◯◯する)を入れて、理由は数字を1つ、例は先週の場面を1つ」
この型を、どの文章に使う?1/3・いくつでも
10-3

説明するな、体験させろ:相手の頭に「絵」を浮かばせる(営業向けストーリーテリング)

YouTube 約10分 ふつう 提案が「正しいのに通らない」人
使いどころ発見
クリックで再生
YouTube:セールスラインチャンネル
「非効率」「重要」「改善」のような抽象語が出てきたら説明のサイン。その裏の場面に戻す。例:「効率が改善します」→「毎週金曜22時まで残っていた集計が、ボタン1つで10秒で終わります」。
ひとことで説明は頭に届く。心には来ない。動いてもらうには、相手の頭に絵を浮かばせる
  • 材料の強さの順①自分が実際に見た場面(AIには作れない)②相手に身近なたとえ ③数字。数字は土台だが、数字だけでは絵にならない
  • 絵を作る3つのコツ超具体(その場面をスローモーションで)/心の声を入れる/相手が知っていることに例える。動画の4:20〜が3つのコツ
  • 弱さを見せる「正直、最初は半信半疑でした」。隙のない話より、つまずきを見せた人に心は寄る
  • 絵は結論の代わりではないまず言い切る→その後ろに絵。絵だけの文章は小学生の作文になる。どちらか1つなら結論
商談で使える「自分が見た場面」は?1/2
10-4

AIに聞き手役をさせて、「それで?」で終わるかを確かめる

読むだけ 約3分 やさしい 送る前に、もう1人の目が欲しい人
使いどころ発見
ひとことで根拠の強さは 数字>専門家>体験談>たとえ話>思い込み。ベストは「数字+感情を動かす話」。突っ込みどころは、聞き手が気づく前にこちらから出す
  • 根拠の序列数字>専門家>体験談>たとえ話>思い込み。ただし現実は科学の世界ではない。数字と場面をセットで
  • 突っ込みどころを先に出す「費用は上がります。ただし◯◯で回収できます」。先に出すと信用が上がり、後で出ると言い訳になる
  • AIを決裁者にする下の依頼文で、忙しくせっかちな社長の役をさせ、読みながらの心の声を時系列で出させる。最後に『それで?』で終わるかを判定させる
  • 削るのではなく、洗練させる削りすぎると伝わらなくなる。相手の立場に立たなくなった瞬間に崩れる
コピペ用プロンプトを開く
あなたは忙しくてせっかちな社長です。これから貼る文章を、決裁者として読んでください。 1. 読みながらの「心の声」を、段落ごとに時系列で書いてください(例:「で、いくらかかるの?」「それは知ってる」「ここは絵が浮かんだ」)。 2. 最初の3行に「判断(何をしたいか)」があるか、根拠に「実際の場面」が1つ以上あるかを判定してください。 3. 最後に「それで?」の一言で話が終わるかどうかを、理由つきで判定してください。直すなら、どこに何を足せばよいかを1つだけ。 【文章】 (ここに貼る)
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